山口県山口市で農作物などを生産する秋川牧園は、宅配など拡大する事業に対応するため、新たに事業所を建設することになり、山口市と進出協定を結びました。

秋川牧園の秋川正社長と、山口市の伊藤和貴市長が協定書を交わしました。
秋川牧園によりますと、野菜をはじめ、牛乳や卵・鶏肉などの加工品を宅配する直販事業が首都圏を中心に拡大しています。

この3年間で会員数が1.5倍に増加していて、荷さばきなどに対応するために事業所の建設を決めました。
新しい事業所は本社敷地内に建設され、地上2階建て、延べ床面積2100平方メートルあまりで、12人を新規採用します。

秋川牧園秋川正社長
「都会の消費者の方にとって山口のような自然豊かなところが魅力的なんですね、山口の持つ良さって言うのもあわせて、しっかりと全国のみなさまに届けていきたいなと」

新しい事業所は12月に操業の予定で、年間約17億円の売り上げを10年後には40億円まで引き上げていきたいとしています。














