ニコラスさんは、師匠の山田さんから2年間指導を受け、10曲ある根笹派大音笹流錦風流尺八の伝承曲「津軽十調子(つがるじっちょうし)」をすべて習得しました。次第に、自分が思ったような音色を奏でたいという思いが強くなり、10年前からは製作者としても活動しています。1つ完成させるのには、約半年かかります。

※ニコラスさん「体を使って調整する。音がバランスよく吹けるようにしたい」「長いものであれば長いほど音が低くなる」

微妙な音色の違いを聞き分けながら、音の高さ低さに関わってくる竹の長さをのこぎりで調整します。調整が終わった竹は、湿気で割れるのを防ぐために漆をはけで丁寧に塗っていきます。

※ニコラスさん「(弘前の)昔のところも昔の文化も尺八も残っているし魅力的な場所だと思っています。そんな弘前の錦風流をもっとしってほしい。国内でも国外でももっと知ってほしいと思っている。せっかく昔からのずっと残ってきたものがあるのでその魅力を知ってほしい」

ニコラスさんは、弘前市のみならず、アメリカやオーストラリアといった海外の人たちに向けて錦風流尺八の授業も行っていてその魅力を国内外に発信しながら、1人でも多くの尺八奏者を増やすことを目指しています。















