青森県教育委員会が認定した伝統的な技術や芸能を取得した「県技芸の保持者」に22日、弘前市に住むアメリカ出身の男性が認定されました。外国人の認定は、ニコラスさんが初めてです。

透き通るような音色を奏でる根笹派大音笹流錦風流尺八(ねざさは・おおねざさりゅう・きんぷうりゅう・しゃくはち)。弘前藩が伝えたとされていて、1981年には青森県技芸に指定されています。演奏しているのは、弘前市に住むべランド・ジョン・ニコラスさんです。

錦風流尺八の演奏技術を習得していることや後継者の育成にも務めていることなどから「青森県技芸保持者」として認定が決まりました。10人目の認定ですが外国人としては初めてです。
ニコラスさんは、アメリカのニュージャージー州の出身。幼いころから日本文化に関心を持っていて、15年前に来日しました。
※べランド・ジョン・ニコラスさん「初めて出会ったのは折り紙。鶴とか作ったりしていたけど、すごく複雑なものをシンプルな物から作れるというところがすごく好き。尺八は、5つの穴しかない。なのにいろいろな音が出るのがいい。音色とか音量とかを変えることによっていろいろなことを表現できる」

錦風流の尺八を指導したのは弘前大学の教授で県技芸の保持者でもある山田史生さんです。
※山田先生「彼は一言でいえばすごく穏やかな人格者なんです。物静かで優しくて、彼のそういう落ち着いた優しい人柄が尺八によく表れていると思う」















