アメリカ マイアミの歓喜。WBC決勝で野球の母国・アメリカを倒し、日本が14年ぶりに3度目の頂点に立ち、大分も大いに沸きました。
日本時間の午前8時過ぎに始まったWBC決勝。メジャーリーグのスターが集うアメリカ代表に挑む侍ジャパンは、大分市出身の源田壮亮選手が8番ショートでスタメン出場しました。大分県庁1階の来庁者コーナーでも視線は釘付けでした。
(県庁を訪れていた人)「きのうの準決勝が劇的な展開だったので、このままアメリカ戦もきっと勝ってくれると信じて見ています」
さらに23日から開催される東急大分ゴルフオープンの会場でも…
(小田孔明プロ)「ずっと見てますけど、自分は明日のゴルフの試合のためにきょう一生懸命練習ラウンドして気にしないように」
試合は1点を先制されるも、復活した5番・村上が2回裏にライトへ特大ホームラン、同点に追いつくと4回には6番・岡本が21日キャッチされた悔しさを晴らすような一発で日本がリードを広げます。源田選手はメジャー36勝の先発・ケリーからヒット!
そして3―2で迎えた9回裏、マウンドには大谷翔平。ツーアウトを取ります。
すべての県民が、そして日本中が優勝を願い、固唾をのんで見守った勝負の瞬間。
最期のバッターを空振り三振にとり、侍ジャパン日本代表が世界一を奪還しました。
(県庁を訪れていた人)「最高でした本当に、勇気元気をもらいました。侍ジャパンありがとうございました」「野球って最高ですね、面白いです。甲斐選手と源田選手はもう誇りですね」
(東急大分ゴルフオープン会場で秋吉翔太プロ)「勝ちましたね。16番のグリーンでみんなで見てました」
(小田孔明プロ)「パターしてるときにうわーって聞こえたからよし勝った!と思った。集中はあんまりできないですね。勝てばいいんですよ、うれしかったですね」
また、骨折を押して出続けた源田の活躍に父・光明さんは…
(源田光明さん)「ご苦労さんですね。本当に声をかけてあげたいですよね、ご苦労さんと。よく頑張ったねと。胸を張って凱旋してねという気持ち」
鉄壁の守備を見せた源田と日本の投手陣をリードしてきた甲斐。大分生まれの2人が世界一奪還に大きく貢献しました。