今回のWBCで、福島県内からは聖光学院出身の湯浅京己投手の活躍もありました。母校の監督や後輩たちも喜びの声をあげています。

今大会で3試合に登板した聖光学院出身の湯浅京己投手。
準決勝のメキシコ戦ではピンチの場面で最小失点に抑え、サヨナラ勝利に貢献。

世界での活躍を高校時代、指導した監督も称えます。

聖光学院野球部・斎藤智也監督

聖光学院野球部・斎藤智也監督「一番苦しいときに起用されるんだから、湯浅の評価がそれなりに高いんだということもわかって非常にうれしい瞬間でしたね」

聖光学院入学後、腰の成長痛を抱え、2年生の秋までマネージャーとしてチームを支えた湯浅投手。

高校時代の湯浅投手

斎藤智也監督「高校野球も8か月、9か月しかやらずにプロに入ってまだ3年目、故障で実質は1年ちょっとしかやっていない。その選手があの舞台であの場面で投げるというところまで上り詰めているのは想定を超えている」

高校時代の湯浅投手

試合を寮で観戦した現役選手は・・・。

聖光学院野球部・髙中一樹主将「誰が相手か関係なしに投げていた姿を見て、素直にすごいなと思ったし、勇気を与えてもらった。日本を背負って戦った選手のように、自分たちもそれくらいの気持ちを持って夏の大会に向けてやっていきたい」