世界一に挑む侍ジャパン、日本時間の22日午前8時からのWBC決勝で前回王者のアメリカと対戦しました。

熊崎結萌アナウンサー「既にWBC決勝がスタートしている午前9時すぎです。日本の世界一に向けて街の人からも期待の声が高まっています。」

試合開始直後のJR福島駅前では、試合を見られない人たちが試合の展開を気にしながらも、日本の勝利に期待を膨らませていました。

県内の高校生「とても気になる!勝ちます勝ちます。日本がんばれがんばれ」
県外在住の男性「最後一回だけでも大谷選手に投げてもらい、トラウト選手とやってもらえれば最高」

浦部智弘アナウンサー「WBCの決勝戦世界の王者が決まります!郡山市のまねきの湯では侍ジャパンを応援する人の姿が見られます」

郡山市のまねきの湯では、14年ぶりの優勝を目指す侍ジャパンを応援しようと、お風呂に入りながらテレビに釘付けになる人の姿がありました。

地元のファン「大谷選手のホームランに期待したい。あとはやっぱりヌートバー選手の出塁してペッパーミルして盛り上がっていくところをたくさん見たい」

試合は2回、先発の今永が6番のターナーにソロホームランを打たれ、アメリカに先制を許します。

県内在住の男性「(決勝が)気になっているのでスマホで見ていた。結構厳しい感じになるかとは思うが、それでも日本が勝ってくれると期待している」

その裏、最初のバッターは準決勝でサヨナラヒットの村上、初球でした。

日本の三冠王が完全復活。村上のWBC初ホームランですぐに同点に追いつきます。

県内在住の男性「村上をずっと応援していて、ホームラン打ったじゃないですか!もしかしたら勝てるのかなと思うんですけど、ただ相手はアメリカなのでなかなか強い」

さらに、ヌートバー選手の内野ゴロの間に1点を追加し、勝ち越します。

きょうは投手陣も活躍。3回4回、日本の二番手・戸郷は先制ホームランのターナーをはじめメジャーの強打者をきっちり押さえます。

迎えた4回裏、バッタ―はWBC好調の岡本。
ソロホームランで追加点、3対1とリードを広げます。

さらに、日本が誇る投手陣も、5回高橋宏斗、6回伊藤大海、7回大勢と続き、アメリカ打線を抑えます。

8回、ここまで侍ジャパンを引っ張ってきたダルビッシュがマウンドに立ちますが、5番のシュワーバーにファウルを粘られた末、ホームランを打たれ3対2に。

ここで迎えた9回、大谷がマウンドに立ちます。

県内在住の男性「大興奮です!いよいよ優勝間近なので興奮しています」

フォアボールのランナーを出しますが・・・その後はダブルプレー。

ここで迎えたバッターは、大谷のエンゼルスの同僚トラウト。

最後は大谷が三振で占めて日本は14年ぶり、悲願の世界一を奪還しました。