北陸新幹線・飯山駅前のホテルの誘致事業について、飯山市の進め方が適正だったかどうか、有識者の意見を聞く会議が開かれました。

飯山市役所で開かれた会議には弁護士や大学院の教授など3人が出席し、飯山市の事業の進め方について意見を交換しました。

飯山駅前のホテルの誘致をめぐっては、市がおととし・2021年にプロポーザルで事業者を公募。
地元の経営者などのグループが新会社を設立し、市が上限5億円を補助する方針です。

しかし、去年10月に初当選した江沢岸生(えざわ・きしお)市長は誘致事業を検証する方針を示しています。

有識者会議では公募段階で補助金の情報が示されていなかった点や、市の景観計画との整合性などが議論されていて、事業者の運営能力などについて「審査が不十分だったのではないか」との意見が出されました。

計画をめぐっては市が事業を検証する第三者委員会を設置する条例案を3月市議会に提案しましたが、議会が否決しています。


(飯山市民は)「ここ(ホテルを)起点にいろいろ行けるじゃないですか。駅前こんなになってても寂しいから出来た方がいいと思います」
「微妙ですよね…新幹線を降りても寄るところないし遊ぶところもないし。8階だかすごい高いんですよね?そうするとちょっと景観が問題ですよね」
事業の進め方は適正だったのか。
今後の議論の進め方は、まだ決まっていないということです。














