WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)の決勝で侍ジャパンがアメリカを3対2で下し、14年ぶりの世界一に輝きました。岩手・奥州市出身の二刀流・大谷翔平選手が9回のマウンドに上がり、決着をつけました。

 世界一奪還をかけた侍ジャパンの決勝の相手は前回大会王者のアメリカです。1点を追う日本は2回ウラ、準決勝でサヨナラ打を放った5番・村上宗隆。自身大会初となるホームランで同点に追いつきます。
 さらに1アウト満塁とチャンスを広げ、1番・ヌートバーの内野ゴロで1点の勝ち越しに成功。さらに4回ウラは6番・岡本和真のソロホームランで追加点を奪いました。
 9回のマウンドには大谷翔平が登場。エンゼルスのチームメート・トラウトを三振で仕留めてゲームセット。日本が14年ぶり3度目の世界一に輝きました。
 大会MVPには二刀流でチームの優勝に貢献した大谷が選ばれました。
※画像は大谷翔平選手のふるさと・岩手県奥州市での応援風景(22日)