「土地取引」の目安になる「地価」が22日、公表されました。
とりわけ、福島県内で土地取り引きが活発で値段が上がっている注目の住宅地は、郡山市の中心部でした。

あちこちにマンションが目立つこの場所は・・・郡山市の中心部にある神明町(しんめいちょう)。JR郡山駅から1キロほどの場所にあり、住宅やアパート、マンションが混在する地域です。

水津邦治アナウンサー「この辺りは病院、学校、駅も近く、さらには大型商業施設も近く、非常に暮らしやすい便利な場所です。」

国土交通省が22日に公表した「地価公示」によりますと、1平方メートルあたりの土地の値段は13万2000円。同じように分譲マンションが立つ郡山市の堤下町(つつみしたまち)と並んで、県内で最も値段が高い住宅地となっています。神明町は去年と比べて率にしても6.5パーセント上がり、県内の住宅地で最も上昇率が高い場所でした。

一方、商業地で最も高いのは、郡山駅前で1平方メートルあたり37万円でした。

また、店舗の数が減っている会津若松市の中心部の商業地の下落率は-6.6パーセントで、全国3位の大きな下落率になっています。