来月から自転車に乗る人のヘルメット着用が努力義務とされるのを前に、埼玉県と警察が改めて着用を呼びかけました。

警察によりますと、埼玉県では去年、自転車に乗る人の交通事故が4747件あり、16人が死亡しています。

主な事故の原因は信号無視や一時不停止で、死亡した16人はいずれもヘルメットを着用しておらず、このうち11人が頭のけがが致命傷だったということです。

来月からヘルメットの着用が努力義務となるのを前に、埼玉県と警察はきょう県庁の駐輪場を利用する人に改めて着用を呼びかけました。

「道幅が狭いと怖いと思う。(家族は)子ども含めてみんなかぶっている」
「これから購入して着けようと思っている」

警察は「自分の命を守るという意味でヘルメットの着用をお願いしたい」としています。