後継者がおらず休業状態となっていた上田市の酒蔵が、新たな体制で事業を再開し、醸造した日本酒を市長にお披露目しました。


上田市の土屋陽一市長に完成した日本酒を届けたのは、山三酒造(やまさんしゅぞう)の荻原慎司(おぎはら・しんじ)代表です。


山三酒造(1867年創業)は市内でおよそ150年続く蔵元でしたが、後継者がおらず休業状態となり、佐久市出身でパチンコ・パチスロ機の卸売り会社を経営する荻原さんが、地元の酒蔵を守りたいと事業を引き継ぎました。

先月から酒造りを再開し、先代から受け継いだ「真田六文銭」と東御市産の酒米を使った新銘柄の「山三(やまさん)」が完成。


県内外の特約店に卸す予定です。

土屋市長は、歴史の重みを担いながらぜひ頑張ってもらいたいとエールを送っていました。