21日夜、北陸新幹線の富山駅と黒部宇奈月温泉駅の間で、ケーブルから火花が出ているのが見つかり、上下6本の列車に最大1時間半ほどの遅れが出ました。

JR西日本によりますと、21日午後9時半ごろ、富山駅と黒部宇奈月温泉駅の間を走行していた列車の運転士から、「ケーブルから火花が出ている」と連絡がありました。

このため北陸新幹線は、上越妙高駅と富山駅の間で運転を見合わせました。

金沢方面に向かう下り列車は50分後に、長野、東京方面に向かう上り列車は消火活動と安全確認を終えたおよそ2時間後に運転を再開しました。

このトラブルで下り列車4本に6分から40分の遅れが、上り列車2にそれぞれ18分と1時間31分の遅れが発生し、あわせて2,900人に影響が出ました。

JR西日本が火花が出た原因を調べています。