午前8時半のオープンと同時に続々と入っていく買い物客。21日、福島県伊達市保原町に、「スーパーセンタートライアル 伊達保原店」がオープンしました。

福岡県に本社を置くディスカウントショップで、1500坪を超える売り場には食料品だけでなく衣類などの日用品もずらりと並んでいます。

トライアルカンパニー 野田大輔マーケティング部長
「地域のみなさまに利便性と生活必需品を提供させていただきたい」

なかでも目玉は精肉コーナーです。牛を一頭買いをすることでライバル店に負けない低価格を実現しているということです。店の売りは安さだけではありません。

買い物客「会計の時間も短いのでこれだけ買ってもスムーズだった」

その秘密がセルフレジ機能がついたスマートショッピングカート。あらかじめ現金をチャージしたプリペイドカードをかざして使い、商品をスキャンしながら買い物かごに入れていきます。

植野天斗記者「買い物が終わったら、カートのままこのゲートを通るだけで、レジに並ばずに支払いができます」

また、タブレットには合計金額が表示されるので、うっかり予算オーバー、ということもありません。

買い物客「どのくらい買い物しているのか目安が分かるのでとても便利」


このショッピングカートの導入は県内では郡山市の店舗に続き2店舗目で、
買い物客全体の4割、夕方のピーク時には6割が利用しているということです。

買い物客「使い方がすごく簡単。子どもがいつもは「早く」と言うが、(カートを)押しながらピッピッてできた。たくさん買ったが(子どもが)最後まで付き合ってくれた」

トライアルカンパニー 野田大輔マーケティング部長「スマートショッピングカートで、便利にお得に買い物をしていただきたい」