ゼロコロナ政策を推進する中国の習近平指導部は、「国の防疫方針を疑い否定する言動には、断固として対抗する」と表明しました。ロックダウンが続く上海などでの反発の高まりを引き締める狙いがあるとみられます。
中国国営の中央テレビによりますと、習近平国家主席は5日、新型コロナ対策に関する会議を行いました。
習指導部は、2年前の武漢で起きた感染拡大の封じ込めを「防衛戦に成功した」と改めて強調、上海でもかならず勝利できるとしました。
その上で、「中国は高齢者が多く、医療資源が不足しているため、対策を緩めれば大規模な集団感染が起き、多くの死者を出しかねない」と指摘。「ゼロコロナ政策を堅持し、国の防疫方針を疑い否定する言動には、断固として対抗する」と表明しました。
上海では長引くロックダウンに対する反発が高まっていて、国内の引き締めを図る狙いがあるものとみられます。
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