日本時間21日に行われるWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)準決勝のメキシコ戦を前に、侍ジャパンが決戦の地、マイアミ・ローンデポパークで20日、前日練習を行った。

1次ラウンドから全試合に1番・センターでスタメン出場しているL.ヌートバー(25)は、室内でのバッティングなどで調整。練習後には取材に応じ「良い試合になると思う。メキシコは良いチームだ。ワクワクしている」と心境を語った。

5試合で打率.368、19打数7安打、3打点、5四死球、出塁率.500とリードオフマンとしての役割を果たし、試合前の円陣では声出しでチームを盛り立てるなどすっかりムードメーカとなっている。

メキシコの先発、左腕のP.サンドバル(26)については「良い先発投手。MLBでもよく知られている。明日は良い勝負になりそうだ。彼はスライダーもチェンジアップもいいし、ストレートも良い」。それでも「僕はチームメイトが大好きだ。これまでのように自分たちの試合をすれば大丈夫だと思う」と自信を覗かせた。