県内の愛好家でつくる「唱歌と童謡を愛する会」の最後のコンサートが開かれ、35年の活動の歴史に幕を下ろしました。

解散するのは、県内に12の支部を持つ「唱歌と童謡を愛する会」です。

きょうは長野市で「感謝のつどい」と銘打った解散コンサートが開かれ、別れを惜しむおよそ400人が参加しました。

「唱歌と童謡を愛する会」は、1987年=昭和62年に結成され、唱歌や童謡の魅力を国内外に発信しようと、活動を続けてきました。

会員は最も多い時にはおよそ1300人いましたが、高齢化と新型コロナによる活動休止の影響などでおよそ350人にまで減り、解散を決断しました。

参加者は「解散しても歌を愛する気持ちは一生持ち続けたい」と話し、解散を惜しんでいました。