窃盗などの罪に問われた別府警察署の警察官が懲戒免職処分を受けたにもかかわらず、会見を開かなかった大分県警の対応について17日、種田本部長が取材に応じ「丁寧に説明した」という認識を示しました。
懲戒免職処分を受けた元別府警察署の巡査・伊藤巧打被告(24)は検視活動中に女性の部屋から鍵を盗み、さらにキャッシュカードを盗んで現金200万円を引き出したなどとして2回起訴されています。
伊藤被告の懲戒免職処分を受けて、報道陣は16日に記者会見の開催を求めましたが、県警は応じませんでした。
(県警察本部・種田英明本部長)「何度か丁寧に概要についてご説明の方をさせていただいたという風に理解しております。またコメントの方も出させて頂いたところでございます。今後は県警としましてはしっかりと再発防止を取り組んでいくとやっていきたいと考えていますので皆様方のご協力をよろしくお願いします」
県警は会見を開かなかった理由として「本部長がすでに県議会で謝罪をしている」などとしています。