長野県松本市は、災害が起きた際にペット同伴で利用できる避難所を新たに設けることを明らかにしました。

(松本市・臥雲市長)
「風水害の避難事案が増えていくことは想定されるし、市民の皆さんの要望としても、これから広がっていくと思っている」

これは17日に松本市が定例会見で明らかにしたものです。

松本市内の指定避難所は、これまでペットの連れ込みが禁止となっていて、ペットと過ごせないことで、避難をためらう人が出るおそれがありました。

ペット同伴が可能な避難所になるのは、松本市の南部屋内運動場で、イヌやネコのほか、ケージやカゴで管理できるハムスターや小鳥などの小動物の受け入れを想定しています。

避難所には30世帯が入れるということで、需要が高い場合は今後の増設も検討したいとしています。