「南信州」ナンバーは飯田市など14の市町村で導入を目指しています。
飯田市と下伊那地域のあわせて14の市町村でつくる広域連合は17日、2回の住民アンケートで7割近い賛同が得られたとして、「南信州」ナンバー導入に向けて国に申請することを正式に決定しました。
今後はナンバープレートに入れる図柄の案を募り、2023年中には住民投票で決めるとしています。
(飯田市・佐藤健市長)「今までだと、自分の住んでいる地域を必ずしも表現していないナンバーだったのが、『南信州』という自分の住んでいる地域を背負って外に出ていく。ナンバーをつけていることが誇りに思えるように、『南信州』という言葉を地域内外でしっかりPRしていくことが大事」
「ご当地ナンバー」の導入には、登録台数が10万台以上、複数市町村の場合は5万台以上。全国的に知られていて、読みやすく覚えやすい名称などの条件があります。
4市町村で目指す「安曇野」と、14の市町村で目指す「南信州」について、長野県は同時に国に申請を予定。
有識者会議を経て導入ということになりますが、導入が決まった場合、交付開始は2025年5月ごろの予定だということです。