東京高等裁判所が「袴田事件」で再審=裁判のやり直しを認める決定を出したことに対して、東京高等検察庁が特別抗告を検討していることが分かりました。
1966年、静岡県の旧清水市で一家4人が殺害されたいわゆる「袴田事件」をめぐっては、東京高裁が3月13日、袴田巖さん(87)の再審を認める決定を出しました。決定では、証拠が捜査機関によってねつ造された可能性にも言及しています。
関係者によりますと、東京高検はこの決定を不服とする特別抗告を最高裁判所に行うことを検討しているということで、判例違反を指摘できないか最高検と慎重に協議するものとみられます。
袴田さんが高齢であることなどから弁護団は2度にわたり高検に対して最高裁まで争わずに再審を開始させるよう求めていて反発は必至です。
東京高検が特別抗告を検討している事について袴田さんの姉のひで子さん(90)は「(検察の結論が)出てもいないのに、コメントのしようがございません」としています。
特別抗告の期限は3月20日です。
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