政府は相次ぐ強盗や特殊詐欺事件を受け、SNS上で強盗などの実行犯を募るいわゆる「闇バイト」などに関する緊急対策プランを決定しました。
岸田総理
「最近、SNSを使って実行犯を募集する闇バイト強盗と言われる強盗事件が各地で発生しています。国民の皆様の安全安心な暮らしを守り抜くことは政府の最大の責務です」
総理官邸で先ほど開かれた犯罪対策閣僚会議では、岸田総理や関係閣僚が出席して緊急対策プランを決定しました。
具体的には、SNS上の「闇バイト」関連の書き込みも削除要請の対象とし、AI=人工知能を活用してインターネット上で募集情報を検索するとしています。主に若者に向け、犯罪に加担しないように呼びかける広報活動も強化します。
また、個人情報を流出させる「闇名簿」対策として、名簿を犯罪者グループに提供する業者や個人を取り締まるほか、預貯金口座の不正利用防止も徹底します。
宅配業社を装った強盗犯罪も多いことから、被害に遭わないように、いわゆる「置き配」利用の推進や防犯カメラ設置への支援も行います。
岸田総理は各閣僚に対し、「国民の不安を解消するため、本プランを全力で推進するよう」要請しました。
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