大分市の幼稚園で卒園式が行われ、園長先生から卒園児に特別な「笑顔」がプレゼントされました。

大分市にある宮河内幼稚園では園児40人が16日、3年間通った思い出の学び舎を巣立ちました。式では修了証書が手渡されたあと、卒園児が先生や保護者に感謝の気持ちを込めて歌を披露しました。園児たちを喜ばせようとこの日に合わせ園長先生が内緒でプレゼントを準備していました。

(宮河内幼稚園・得丸憲司理事長)「園児たちの似顔絵ですね、今年卒園する子を1人ずつ描いた」

5種類の鉛筆を使い1枚に6時間かけて描いた似顔絵。得丸園長がこれまでに贈った似顔絵は600枚以上に上るといいます。園児たちは先生からプレゼントを受け取るとにっこり似顔絵と同じ表情に。子どもたちの笑顔には楽しかった幼稚園生活が映し出されていました。

(園児)「うれしかった似てた」「すごく似てるし先生の愛情が伝わってきてうれしい元気で楽しく(小学校に)行ってもらえたらうれしい」「算数頑張りたいです」「鉄棒頑張りたいです」「国語・算数・体育頑張りたいです」

友達や先生とのたくさんの思い出を胸に40人の園児は4月から小学1年生になります。