山口県萩市の東光寺で、平和の願いが込められた“陽光桜”が満開となっています。
濃いピンク色の花が鮮やかに咲いています。

毛利氏の菩提寺、東光寺の境内に30年ほど前、先代の住職が植えました。
6本あり、暖かい日が続いたためか、3日ほど前から一気に咲き始めました。
今がちょうど満開で例年より1週間早いということです。
“陽光桜”は、伊豆半島の天城山にちなんだ「アマギヨシノ」と沖縄の「カンヒザクラ」を交配し作られた品種です。
愛媛県の元教師が、太平洋戦争で戦場に散った教え子たちの鎮魂のために沖縄を訪れ、そこでカンヒザクラを見たことが、品種開発のきっかけになったとされています。

平和の願いを込め各地に贈られたというサクラは、天候にもよりますが、もうしばらく楽しめそうです。














