沖縄県の石垣島では初となる陸上自衛隊の駐屯地がきょう、開設されました。中国が海洋進出を強める中、防衛の「空白地域」の解消を図ります。
沖縄県の石垣島に到着した何台もの自衛隊車両。向かうのは、きょう開設された陸上自衛隊「石垣駐屯地」です。
浜田靖一防衛大臣(先月14日)
「抑止力・対処力を高めることで我が国への攻撃の可能性を低下させるものであり、我が国・国民の安全に繋がるものであります」
以前は駐屯地が沖縄本島にしかなく「陸自の空白地域」、こう呼ばれてきた南西諸島。
一方で、軍事力を強化する中国が海洋進出を強め、近年では日本周辺でロシアとの軍事的な連携を強めるなど、日本を取りまく安全保障環境は厳しさを増しています。
こうした中、防衛省は2016年に与那国島に、2019年に奄美大島や宮古島に相次ぎ駐屯地を開設。きょうの石垣駐屯地の開設により、「空白地域」が解消されるとしています。
石垣駐屯地にはミサイル部隊などおよそ570人が配置され、「12式地対艦誘導弾」などが配備されますが、駐屯地の周辺では配備に反対する住民がプラカードなどを掲げて抗議の声を上げました。
デモ参加者
「吐き気を催す。私達にとってはそういう光景です。今までのように静かに暮らしていける環境を取り戻したい」
防衛省の関係者によりますと、あさってにも海上自衛隊の船舶で弾薬が搬入される予定だということです。
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