アメリカのシリコンバレーバンクなどの経営破綻に加え、スイスの金融大手でも経営不安が起きるなか、比較的安全な資産とされる金の先物価格が、3営業日連続で最高値を更新しました。

大阪市場で取引されている金の先物価格は取引の中心となる「24年2月もの」が、きょう未明に一時、1グラムあたり8236円をつけ、3営業日連続で最高値を更新しました。

「金」は、「比較的安全な資産」とされていて、アメリカでシリコンバレーバンクなどが相次いで破綻したことや、スイスの大手金融グループ「クレディ・スイス」の経営不安で世界的な金融危機が起きることが懸念されていることから、連日の最高値更新となりました。