18日開幕する春の選抜高校野球大会に30年ぶりに出場する氷見ナイン。地元球児たちの活躍を期待し、選手だけではなく、寒ブリで知られる港町 富山・氷見市の街は盛り上がっています。

壮行会:「市民に勝利を届けられるように20人全員で頑張ってきたいと思います。熱い声援お願いします」

きのう行われた壮行会。氷見ナインは、友達や保護者、地元ファンなどに見送られる中、甲子園に向けて出発しました。

人口5万人の港町「氷見」。いま、大谷翔平で盛り上がるWBC以上に燃え上がっているのがおらがまちの子どもたちの春の選抜高校野球、甲子園出場です。部員17人のうち16人が地元の中学校出身者という氷見高校野球部。

去年、秋の県大会を30年ぶり制すると、その後の、北信越大会ではベスト8に進出。北信越地区の21世紀枠候補に選ばれました。

         

選考委員会:「富山県立氷見高校」

選考委員会は人口減少が進む氷見市内唯一の高校で選手の大半が市内出身などの理由で今回の21世紀枠での選出となりました。21世紀枠での出場は県内では初めてです。

氷見市民:「イェーイ」

朗報に市民も大喜び。しかし、30年前の初出場が決まったときは、こんなものではありませでした。