塩尻市のJR中央西線のトンネルで、重さ90キロ以余りのモルタル片が落ちているのが見つかりました。
列車の運行やトンネルの強度に影響はないということです。


現場は塩尻市のJR中央西線の日出塩(ひでしお)駅と贄川(にえかわ)駅の間の中之沢(なかのさわ)トンネルで、15日午前2時ころ、地面に複数のモルタル片が落ちているのを、保守用の車両で移動していたJR東海の社員が見つけました。

モルタルはトンネルの壁の補修材で、地面からおよそ2.6メートル上からはがれ落ちたとみられます。


総重量はおよそ92キロで、最も大きい物は縦70センチ、横40センチ厚さ10センチほど、重さがおよそ50キロでした。


JR東海によりますと、トンネルの安全や強度に問題はなく、列車は通常通り運行を続けています。

2021年6月の定期点検では異常はなかったということで、原因を調べています。