宮城県立高校のうち、定員割れが続いている蔵王高校と一迫商業高校について、県教育委員会は、それぞれ近くにある県立高校の分校とする方針を15日、明らかにしました。

伊東昭代教育長:
「蔵王高校を白石高校の分校とし、名称を白石高校蔵王キャンパスとする」

伊東昭代教育長

15日の県議会文教警察委員会で伊東昭代教育長は蔵王高校を白石高校蔵王キャンパスに。また、一迫商業高校を築館高校一迫商業キャンパスとする方針を盛り込んだ「計画案」を明らかにしました。

蔵王高校と一迫商業高校は定員割れが続いていて、県教委の基準では募集停止の検討対象となっていました。しかし、学校や地域の実情を考慮し、分校としての存続を決め、2025年度の入学生を募集するということです。

「計画案」は16日、開催される県教育委員会定例会で正式に決定します。