ガーシー議員の「除名処分」が参議院の懲罰委員会で決まりました。単独取材に応じたガーシー議員は「国会に来ないからクビということは完全に寝耳に水」と発言。自身の捜査や今後についても語りました。

単独取材で語る自身の「除名処分」は「国会来ないからクビは寝耳に水」

14日夜、単独インタビューに答えた政治家女子48党のガーシー参院議員。現在はドバイにいると言います。

――今日は何をしていた?

ガーシー参院議員
「別に日々粛々と生活している」
「俺に興味なくなりますよね?一人のおっさんを追放したんだからもう良いでしょ?今後、僕は国会議員を辞めたら、もう取材も受けないです。受ける義務が無いので、一般人なんで」

14日の参議院懲罰委員会で、ガーシー議員の国会議員の資格を奪う「除名」の処分が全会一致で決まりました。処分は15日の本会議で正式に決まる見通しです。

2022年7月、初当選を果たし喜びを爆発させたガーシー議員。
しかし、当選後はドバイに滞在したままで、一度も国会に出席しませんでした。
14日の懲罰委員会では厳しい言葉が相次ぎました。

立憲民主党 田名部匡代 参院幹事長
「海外から政治活動するという公約で当選したから、現行の法律を守らなくて良いということにはなりません」

ガーシー参院議員
「国会法、どういうこと?みたいな。立花氏から『大丈夫』って言われて、選挙に出た。それを聞いた国民は来なくて良いという事で、投票してくれたんですよ。来ないからクビというのは、完全に寝耳に水。俺からしたら、じゃあ立候補した段階で、『来なかったらクビにしますよ』って言えよって」
 
処分を決めた議員については…

ガーシー参院議員
「老害でしかないと思っている。参院議員全体の3分の2以上で165人なんですけど、165人の人間が(ガーシー氏に投票の)約30万人が決めたことに対して無視してやるというのは大事件やと思っている」