メーデーに合わせた5連休の最終日を迎えた中国・北京。新型コロナの感染が広がる中、連休中にも関わらず、次々に厳しい措置を取り、封じ込めを図っています。
記者
「こちら北京駅です。いつもの連休より、かなり人がきょうは少ないですね」
中国は5連休の最終日を迎えましたが、例年はUターンラッシュでごった返す駅周辺も人影はまばらです。
寝そべりマッサージを受ける人たち。北京では連休中、レストラン店内での飲食が禁じられているため、川沿いに市民が集まってしまったのです。
しかし、4日、訪れてみると、密集を避けるためか、壁が設置されていました。
当局が発表した3日、北京で新たに確認された新型コロナの感染者は51人。封じ込めを図るため、厳しい措置が取られています。
北京市民
「ここ数日、感染が広がっているので、少し心配かもしれません」
多くの日本人が住むマンションも封鎖が相次いでいます。JNNの記者も…
記者
「時刻は午後10時過ぎなのですが、ついさきほど、このような通知が来まして、家族全員隔離を受けなくてはならないということになってしまいました」
理由は、1週間前に家族のひとりが訪れたショッピングモールへの感染者の立ち寄りが判明したためだといいます。
「なんでうちだけなのー!」
中国では建物に入る際にアプリで登録をする必要があり、当局は、そのデータをもとに少しでもリスクがある市民に次々と隔離措置を命じているのです。
あくまで「ゼロコロナ」を目指す中国。5日以降、さらに厳しい措置が取られる可能性もあります。
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