2月に行われたカーリングの日本選手権で2連覇を果たしたSC軽井沢クラブの男子チームが、地元・軽井沢町で世界選手権に向けた決意を語りました。

世界選手権の代表選考をかねて2月に北海道で行われた日本選手権で、2年連続10回目となる優勝を飾ったSC軽井沢。

14日は、日本選手権で準優勝した女子チームとともに軽井沢町の土屋三千夫(つちや・みちお)町長に優勝の報告をしました。

挨拶したのは、地元で生まれ育った栁澤李空(やなぎさわ・りく)選手です。
(栁澤選手)「世界選手権にまた出られることを本当にうれしく思っています。いい結果を出してお世話になった軽井沢の方々に恩返しできれば」

そのあと行われた公開練習では選手同士、一投ごとに積極的にコミュニケーションを取っていました。
日本の男子は、現在世界ランク16位。
上位チームに勝つためには氷の状態をいかに早くつかむかが課題で、情報の共有に重点を置いて練習に取り組んでいます。

(山口剛史選手)「今年は10大会以上海外で経験を積んできましたのでその力をこのシーズン最後の世界選手権でしっかり出すというのが大きな目標になる」

(山本遵選手)「チーム全員でひとつひとつのショットつないでいくことにフォーカスして大会に挑みたい」

(小泉聡選手)「今回世界選手権に出るチームは上に8チームいます。プレーオフ6位以内を目指して上位チームにも勝って上を目指していけたら」

世界選手権は4月1日に開幕します。