◆努力の甲斐あって全国大会で金賞!

必死で歌の勉強をしながら、子供たちとの信頼関係を築こうと心を砕いた竹永さん。その努力が実を結び、合唱部は2022年11月の全国大会で金賞の快挙を達成しました。

(Q.どんな先生?)
児童「みんなからよくいじられているけれど、人気な先生」「イケメンの先生です」
竹永亮太さん「そうやねー」
◆進行する筋肉の衰え
合唱の指導に慣れて結果を残す一方で、ALSによる筋肉の衰えは徐々に進行のスピードが速まり、数か月のうちに、片方の足からもう片方へも広がっていきました。

竹永亮太さん「体が動けるこの時間を、みんなと一緒に使っていきたい、という思いで動ける時間を使うから、みんなも合唱部で使う時間は大切にしようっていう話をしました」
歌の指導だけでなく、難病と闘う姿をありのままに見せることで、子供たちに感じてほしいことがあるといいます。
竹永亮太さん「『1人で歩くのが難しくなったら、次はどんなかっこいい杖をつこうかな』とか言って。『もし杖ついても歩けなくなったら、どんなかっこいい車椅子に乗ろうかな』とか。自分の姿を通して、失敗や失うことがあっても『これでやってみよう』と前向きにとらえてくれたらいいなと思って」














