東日本大震災後に設立された東北大学災害科学国際研究所の今村文彦教授が任期を終え、3月で所長を退任することになりました。

東北大学の災害科学国際研究所は、東日本大震災翌年の2012年4月に設立され、津波工学を専門とする今村教授は、2014年4月に2代目の所長に就任しました。大震災のメカニズムについて研究や分析を進める一方、2017年に仙台で行われた第1回世界防災フォーラムで実行委員長を務めるなど国の内外に防災を発信してきました。

所長の任期は1期3年で、今村所長は3期9年を務め、3月いっぱいで退任することになりました。

4月からは、災害公衆衛生学が専門の栗山進一教授が3代目の所長に就任します。