宮城県内の企業を対象に3か月ごとに行われている景気予測調査で、県内企業の景況感を示す指数は前回の調査を▼20ポイント以上下回り、4期ぶりに悪化しました。

東北財務局が発表した景気予測調査によりますと、今年1月から3月にかけて回答のあった県内企業185社のうち、「業績が良くなった」と答えた割合から「業績が悪くなった」と答えた割合を引いた景況判断指数は▼マイナス22.0で、前回の調査を▼21.5ポイント下回り4期ぶりに悪化しました。

東北財務局は、悪化の理由について、「長引く原材料価格や電気料金の値上がりで、製造業を中心に経費が増えているため」と分析しています。

今後については、新型コロナの感染法上の位置付けが5類に移行することなどを受け、景況判断指数は改善すると予測しています。