新型コロナ対策としてのマスク着用が、13日から個人の判断にゆだねられました。山口市の化粧品店・ビューティ&ヘルスわたなべでは、変化が現れてきているようです。

ビューティ&ヘルスわたなべ 成松美子店長
「マスクで隠してたところを今から出していくので、口紅の色は私はいったい何色が似合うんだろうとか、今トレンドは何なんだろうとか、そういう質問がすごく増えてきました」
ほとんど売れなくなっていた口紅が、コロナ禍前の売り上げに近づいてきているといいます。
買い物客
「マスクを外すなら、リップはちゃんと塗ろうとか思います。マスクを付けた状態でしか会ったことない人がいるので、ちょっと緊張します」
別の客「口紅はしっかり付けていこうかなと考えています。今後マスクを外すとなると、口元で印象は変わるので」
顔を出す機会が増えるため、ファンデーションなどの売り上げも好調です。また、化粧品売り場ではおなじみのこんな光景も戻ってきています。

店員「軽いタッチでトントントントンってすごく薄膜なので、お目元周りとかに付けても時間かかってもしわが目立ちにくいんですよね」
客「いいですね」
コロナ禍で変わったことはほかにも…。

中村周記者
「コロナ禍で男性用の化粧品の需要も増えたということです。こちら、もともとは1段だったということですが、ずらっと商品が並んでいます」

高校生から60代まで、幅広い層の男性客が訪れるようになりました。リモート会議などで顔を見られることを意識するようになった人が増えたようです。
成松店長
「男性に話を聞くと、肌をきれいにしたいと。毛穴が気になるとか、もっと肌を白くしたいとか、ちょっとメークをしてみたいとか言う人が増えてきました」
今後も需要は続くと見ています。久しぶりの化粧には注意すべき点もあるようです。2、3年前に開封したものは酸化している可能性もあり、肌トラブルを避けるためにも使用期限は確認してほしいということでした。














