新型コロナウイルス対策に大きな転換点です。マスクの着用が、きょう(13日)から「個人の判断」が基本となります。

報告・矢野秀樹「午前7時の山形駅前です。通勤通学中の皆さん時々、マスクをされていない方も見受けられますが、ほとんどの方がマスクを着用しています。3年ほど続いたこの光景、きょうから徐々に変わっていくのでしょうか」

新型コロナ対策のマスク着用はきょうから「個人の判断」が基本となります。

これまで「屋内では原則着用」だったものが緩和されることとなりました。

けさ、JR山形駅周辺を取材すると、屋外でもまだほとんどの人がマスクを着用していました。

高校生「周りが外してないからまだ外さなくていいかな私もあまり外したくない」

会社員「5月にインフルエンザと同等になるということなのでそれ以降かなと思います」

会社員「外とかでは暑くなったりするので外したりするのが多くなると思うんですけど、会社の中では外さないで今まで通りだと思います」

慎重な声が多い中、「脱マスク」の進展で期待をする学生も。

高校生は「人の笑顔とか口とか見えなかったので、そういうのが見れてうれしい」

政府は、通勤ラッシュ時などの混雑した電車やバスの中では、引き続きマスクの着用を推奨しています。

会社員「今までもそうだったが外で人と話したりしないときは外してても良いかと思いますが、それを堂々とやれるのかなくらいで。室内では今まで通り付けようかなと思います」

街の人は、状況に応じたマスクの使い方をしているようです。

一方、飲食店では。

続おそばに・熊谷晃一代表「(お客に)マスクの着用を強制することはないが、ほとんどのお客様がマスクを着用して来店されるのではないか」

山形市のそば店「続おそばに」です。

事業者は、利用者や従業員に対し、マスク着用を求めることができます。

この店では、アクリル板などの感染対策は継続し、スタッフはマスクを着用して接客しています。

利用客の反応は。

客「食べてる時は(マスクを)外しているので外しても大丈夫なのかな」
(Q店側のマスク着用は?)「特に気にはならない」

客からは、店内での脱マスクに前向きな声もありましたが。


続おそばに・熊谷晃一代表「当店だけがマスクを外して接客をするという形は踏み込みづらいのが本音」

続おそばにでは、5月8日に5類引き下げとなるまでは慎重に進めたいとしています。

続おそばに・熊谷晃一代表「GWが一つの目安になる人の移動も増えてマスクを外す人が増えて良い感じになっていければいい」