マスクの着用が「個人の判断」に委ねられたことを受けて、美容師が客に直接、触れてヘアカットなどを行う美容院の対応を取材しました。
宮城県内で11店舗を展開する「紀生」は、客のマスク着用は、それぞれの判断に委ねることにしましたが、従業員は全員、マスク着用を継続。入店時の検温や消毒、席と席の間のパーテーションの設置も続けます。

紀生・島田耕平副社長:
「一番はお客さんが安心して通えるようにということと、もう一つはスタッフ側も安心して仕事につけるように」

一方、客は取材時は全員マスク着用でした。
客:
「マスクを外してもしていても、お互いが嫌な思いをしない環境になるまでは続けてしておくことがいいことなのかなって」
この美容院は今年5月に、新型コロナの感染症法上の位置付けが5類に引き下げられるタイミングで、従業員のマスク着用を見直すことも検討しています。