大手電力各社で電力の自由競争をめぐる不正が相次いだことをうけ、河野消費者担当大臣は不正の再発防止策を規制料金の値上げ申請の認可とあわせて議論していく考えを示しました。
河野消費者担当大臣
「電力自由化精神に全く逆行するような、消費者の顧客情報の不正利用、あるいはカルテルといったことが平気で行われた。単に規制料金(値上げ)の問題にとどまることなく、いわばフルパッケージ、トータルパッケージで議論をし、結論を出さなければならないと思っている」
河野大臣は、国に家庭向け規制料金の値上げを申請している東北、北陸、中国、四国、沖縄電力との会談でこのように指摘し、値上げ申請の認可とあわせて、不正閲覧やカルテル問題の具体的な再発防止策もあわせて議論していく考えを示しました。
また、河野大臣は火力発電に使う化石燃料の価格について「一時より値下がりしている」とも指摘し、値上げの根拠などについて明快にするよう求めました。
電気料金の値上げ申請をめぐっては、大手電力5社が4月からの値上げを国に申請していますが、政府は厳格に審査を行う方針を示していて、各社が求める4月からの値上げは難しい見通しとなっています。
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