アメリカ軍と韓国軍は、きょうから定例の合同軍事演習を実施します。反発する北朝鮮が軍事挑発に乗り出すことが懸念されます。

きょうから11日間行われる米韓合同軍事演習では、北朝鮮の核・ミサイルの脅威などが反映されたシナリオで、上陸訓練など大規模な野外機動訓練が集中的に行われます。

韓国が文在寅政権だった2019年以降、この時期の合同演習は規模が縮小されてきましたが、今回は5年前の規模に戻すということです。

一方で、演習に反発する北朝鮮は5日、「必要であれば、いくらでも同じやり方で、威力を示す行動をとれる」などと対抗措置をとることも示唆していて、新たな軍事的挑発に乗り出すことが懸念されています。