いわゆる「袴田事件」で死刑が確定している袴田巖さんが3月10日、87歳の誕生日を迎えました。袴田さんの再審=裁判のやり直しをめぐっては3月13日、その可否について決定が示されます。
10日、87歳の誕生日を迎えたのは、いわゆる「袴田事件」で死刑が確定している袴田巖さんです。誕生日プレゼントには、姉の秀子さんから手袋が贈られました。
袴田さんは1966年、旧清水市のみそ製造会社の専務一家4人を殺害したとして死刑判決を受けました。その後、袴田さんと姉・秀子さんは、再審=裁判のやり直しを求め続けていて、3月13日に東京高裁が再審を認めるかどうかの判断を示すことになっています。
今回、東京高裁の審理での最大の争点は、犯行着衣とされる「5点の衣類」についた血痕の赤みです。「5点の衣類」は事件発生から1年2か月後、みそタンクの中から見つかりましたが、弁護側は実験の結果、「赤みが残るのは不自然」としてねつ造された証拠だと主張。一方、検察側も独自の実験の結果、赤みが残る可能性はあると意見をまとめ、両者の主張は真っ向から対立しています。
<袴田巖さんの姉・秀子さん>
「それこそ57年間、闘ってきたの。再審開始になることを願って闘ってるんですからね。それは再審開始になることを願っております」
事件発生から57年、袴田さんの再審の扉は開かれるのか。東京高裁は3月13日午後、判断を示します。
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