信仰を理由に差別しないでほしい…

男性がこれまで応援してきたのは、ほとんどが自民党の候補者。一方、自民党県連は候補者に対し教団との関係を絶つことを求めています。

毛田千代丸アナウンサー:
「自民党県連は議員と家庭連合の関係を調査しない方針を示していて、一方で県議選では関係を絶つっていう誓約書を書かせています。どう思いますか」

原告の男性信者:
「残念ですよね。残念です。それだけです。自民党さん、はい、残念です。本当に正気を取り戻していただければなって」

男性は関係断絶決議の取り消しを求めるため、複数の市議を通じて請願を求めましたが市議会の決議を尊重するとの理由ですべて断られました。このときの請願書は男性の代理人弁護士が作成しましたが、その文面は、別の信者らに利用され、全国150以上の地方議会で関係断絶決議の取り消しを求める陳情や請願が相次ぎました。

毛田千代丸アナウンサー:
「陳情や請願は関係を絶たれた政治家と再び関係を築いて教団の地位や存在感を高めるためなんじゃないかと僕は少し思ってるんですけど、それはどうでしょう」

原告の男性信者:
「そういうふうに見られても仕方ない部分はあると思います。私たちをあえて信仰を理由として差別しないでほしい。それだけのことです」