日本銀行が大規模金融緩和の維持を決めたことを受け、長期金利はおよそ1か月半ぶりの水準にまで急低下しています。
債券市場ではこのところ、長期金利の指標となる10年国債の利回りが日銀の上限とする0.5%をつけていましたが、大規模金融緩和の維持が決まったことを受け、一時0.385%まで急低下しました。
これは、黒田総裁の下で行われる最後の決定会合で政策の“サプライズ修正”があるのではないかとの思惑から、国債を売っていた投資家らが「修正なし」の結果を受け、国債を買い戻したためです。
しかし専門家は、長期金利は今後、再び上限近くまで上昇する可能性があると指摘します。
東海東京証券 佐野一彦 チーフ債券ストラテジスト
「長期金利は一時的に低下しているが、新総裁の下で行われる次の決定会合を前に0.5%近くまで上がると考えられる」
来月総裁に就任する植田氏の下で行われる初めての決定会合を前に、日銀と市場との攻防戦は再び激しさを増しそうです。
注目の記事
「ハラミ」はいつから主役級? 人気の裏に焼肉店の苦労…プロ直伝・お家焼肉のコツを紹介【Nスタ解説】

「赤ちゃんにはなるべくあなたの母乳を」牛乳パックの“広告”に賛否 50年続く表現めぐりSNSで様々な意見

「市民に信を問う」“学歴詐称”疑惑で不信任決議を受けた静岡・伊東市の田久保市長、議会解散を選択 「伊東市がどうなっても関係ない」市民からは怒りの声【news23】

“あと1個”や“残り1分”「ダークパターン」の可能性、“ひっかけ型”で定期購入も【Nスタ解説】

【最新】女子中学生をはねとばした”危険運転” 事故から2週間...中学生は未だ意識不明 ドライバーは "停車した車" を追い抜き命を危険に...「危険運転」とは何か 事故の状況からわかる恐ろしさとは(山形・酒田市)

「胸がなくても大丈夫」乳がん公表の梅宮アンナさん…闘病から電撃結婚までを語る 家族への願い「変わりなく接してほしい」









