日本維新の会は所属する中条きよし参議院議員が年金保険料約313万円を支払っていなかったと発表しました。

日本維新の会の藤田幹事長は、10日午後、会見を開き、所属する中条きよし参議院議員が、35年以上年金保険料を支払っておらず、未納額は約313万円(理論値)となると発表しました。

加入が確認できたのは、合わせて54か月だけだったということです。

年金保険料の未納について中条参議院議員は、「議員になる前の出来事ではありましたが、納付すべきものをしていなかったことは私自身の不徳の致すところであり、深く反省しています」とコメントしています。

中条参議院議員は、年金の仕組み上、遡って納付することはできないため、寄付等を行うことで政治家としての姿勢を示したいとしています。

寄付の方法や金額については、今後党と相談して決めるということです。