高校生の“とっさの判断”がお手柄に

新潟県三条市の住宅街で道に迷っている高齢者を保護したとして、工業高校の1年生に三条署から感謝状が送られました。
警察から感謝状を贈られたのは、三条市に住む新潟県央工業高校の1年生・遠藤昭太さん(16歳)です。

警察によりますと、2月16日に学校から帰宅した遠藤さんが、自宅の前でひとりで歩いている90代の女性を発見したということです。
とっさに女性へ声をかけると「道に迷っている」と話したことから、近くの交番まで連れて行きました。
警察に保護された女性はその後、無事に自宅まで帰ったといいます。


【新潟県央工業高校 遠藤昭太さん】「周りに人がいなかったので、自分しかいないなと思ってすぐ行きました。女性が結構焦っていたので、とりあえず落ち着かせることを意識して、交番まで向かいました」

警察では、今回の高齢者のように気になる人を見かけたら、警察に積極的に連絡をしてほしいと呼び掛けています。