お客は自由、スタッフはマスク着用か…

アレクサンドルオブカラーズ富山店 下廼裕也さん:「国の要請に従って、お客さまは自由にしていただこうと思ってます。ただ急にマスクが外れるということになると不安な方もいるので、スタッフは引き続きマスク着用をお願いする形」

これまで原則、マスクをつけたままで施術してきましたが、今月13日からはお客さんのみ、マスク着用を自由にします。

美容師:「カラーの時とかマスクのゴムで染まりきらないトラブルもあったので、どうしていけばいいのか悩んだ時期はあった」

カラーやカットを行う美容室。マスクでカラー剤がつきにくかったり、顔のラインが見えづらく、長さにばらつきが出てしまうなどやりづらさも感じていました。

美容師:「マスクの下っていちばん表情が変わると思うので、口角とか見え方変わると思うので、本当は外してほしい気持ちはある」

一方、お客さんは。

お客さん:「本当は外したいけど、コロナが怖いので、もし逆に外してかかったりしたらどうしようと不安もあるので、しばらくはした方がいいのかなと思っている。でも本当はマスクしてると表情とかもわからないのでお互い。しない方がいいのかなとは思う」

店では、安全面も考慮し、少なくとも新型コロナが5類に引き下げとなる5月までスタッフにはマスク着用を求める方針ですが、脱マスクについては前向きです。

アレクサンドルオブカラーズ富山店 下廼裕也さん:
「マスクはできる限り外していってもらって、マスクを取ったらもっと可愛いですよとかもっとカッコいいですよとか、自信の持てるようなヘアスタイルを提供していきたいなと思っています」

JNNの世論調査では、今月13日以降のマスク着用について「できるだけ外す」が21%、「できるだけ着ける」が55%でした。依然、マスクを外すことに抵抗がある人が多いことがわかります。ついにきた「脱マスク」ですが、少しずつ、臨機応変に変化していくことになりそうです。