真庭市の湯原温泉が、温泉水を活用し、入浴剤メーカーとボディソープを発売しました。新型コロナが落ち着き、旅行客の回復に期待がかかるなか、自宅のお風呂から湯原の魅力を発信します。

湯原で取れる美人の湯を配合して、おととい(6日)発売された新商品「まるでSPA(スパ)帰りボディーソープ」です。きのう湯原温泉の名物露天風呂・砂湯前広場で発表会が行われ、湯原温泉女将の会から商品を推奨品とする認定証が贈られました。

保湿成分に富んだ湯原温泉の美人湯スパ水が含まれていて、使った後は肌がスベスベになるといいます。バスクリンが温泉地とコラボレーションしてボディソープを発売するのは初めてで、全国の温泉地から美人の湯として名高い湯原温泉を選んだといいます。

また新型コロナで疲弊した温泉地を支援するため、入浴剤の一部売上の寄付も行われました。

(バスクリン 取締役 小沢聡さん)「ぜひとも温泉地を家で体感していただいて、実際こちらに足を運んでいただくのが我々の一番希望するところでございます」

(湯原温泉女将の会 高橋幸代会長)「湯原温泉を全国に広めていただけるということなのでこんなに嬉しいことはありません」
長く新型コロナで苦境に立たされてきた湯原温泉。新商品の発売が温泉地復活の力強い後押しとなりそうです。