保護者から集めた試験費用など約550万円を着服したとして甲府城西高校の元PTA職員が書類送検されたことが捜査関係者への取材で分かりました。

甲府城西高校

業務上横領の疑いで書類送検されたのは県立甲府城西高校の元PTA職員の50代の女性です。

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捜査関係者によりますと元職員は高校に勤めていた2017年から2021年までの間に保護者から集めた模擬試験費用など約550万円を着服した疑いがもたれています。

2021年に事件が発覚した後も60万円しか返金されなかったため、PTAが元職員を刑事告訴していました。

警察の調べに対し元職員は「生活費などに使った」などと容疑を認めているということです。

城西高校の校長は「生徒が安心して学校生活を送れるよう努めていく」とコメントしています。