コロナ禍が収束するにつれ海外からの観光需要が徐々に回復しつつある中、金沢市は7日、オーストラリアのメディアや旅行会社を招いて、金沢の魅力をPRしました。

金沢市が招へいしたのは、オーストラリアの旅行会社の社員や、旅行情報を発信するウェブメディアです。

金沢市と長野市は、2015年度からともに海外誘客事業を始めていて、コロナ禍の2020年度にオーストラリアの市場を対象にした誘客事業をスタートしました。
今回はその一環として、観光需要をさらに創出しようと、地元の観光地を視察し、体験してもらうツアーを企画しました。

7日は金沢市の近江町市場を訪れ、鮮魚店で魚が捌かれる様子や、加賀野菜が並ぶ八百屋などを見物すると、それぞれ動画に残したり、写真を撮ったりして思い思いに楽しんだ一行。

鮮魚店で会話を楽しむ様子

その後、金沢市内の町家に移動すると、きんぴらや卵焼きといった、日本料理作り体験に挑戦しました。

日本料理づくりを体験

近江町市場の中を案内し、町家で体験事業を提供しているこはくの谷口直子取締役は、コロナ禍で事業経営に悩まされつづけてきた中で、色々な体験を通して「金沢に日本人の方も外国人の方も足を運んでほしい」と期待を口にします。

一行は8日も金沢市内の観光を楽しんだあと、長野市でそば打ち体験やおやきづくりなどを体験するということです。