山口県長門市の漁港に打ち上げられ死んでいる状態で見つかったクジラが、運び出されました。

あす8日に埋められる予定です。


3月5日午前8時ごろ、長門市油谷伊上の漁港で地元の漁業者が漂着したクジラを発見しました。
発見した人によると「血が出ていてすでに死んでいる様子だった」ということです。


このクジラは7日午後1時半ごろ漁船にけん引され、埋設地の近くまで運ばれました。

長門市の農林水産課によりますと体長およそ15メートルでオスの成体と見られています。

数日前には、近くの沖で潮を吹いているクジラが目撃されていました。


長門市農林水産課 角谷隆士課長
「外海のほうにクジラをもって行かなくてはいけないということ、そうなると漁業者さんの漁場というものを荒らす可能性もありますし
埋設をするということを考えたところでございます」



クジラは8日、長門市所有の海岸に埋められる予定です。