5日に行われた東京マラソンで、三菱重工マラソン部の山下選手が魅せてくれました。
今回で3度目のフルマラソン挑戦となる25歳の 山下一貴選手。
スタートからハイペースで進んだ5日のレースで、山下選手は30キロ付近から徐々にペースを上げていき、歴代2位の記録を持つ大迫 傑選手と競り合います。

41キロ過ぎから山下選手が徐々に差を広げると、日本歴代3位となる2時間5分51秒でゴール。
日本人トップの7位でフィニッシュしました。

山下選手は、おととしの初マラソンびわ湖毎日マラソンで2時間8分代をマーク。
さらに去年のびわ湖では2位に入ってパリ・オリンピック代表選考レース『MGC』の出場権をすでに獲得しており、代表入りへ向けて大きなアピールになったと言えそうです。
山下選手は「2時間5分台で走れたことは素直に嬉しく思います。
今回得た経験を今後に活かして、世界で戦える選手になれるよう練習に励みたいと思います」と話しています。